カメノコです。
日本の値上げラッシュは、まだまだ続きます。
前回のブログ「注意:値上げラッシュは、まだまだ続きます②」で、昨年末に日銀が金融政策決定会合で、誘導目標である10年国債金利の変動幅を0.25%から0.5%に拡大したこと(金利⤴)をお話ししました。
この政策には、日米の金利差を縮めて、円高に誘導して日本の物価上昇を抑えるという目的もあったかもしれませんが、日本は1,200兆円を超える借金大国であることを忘れてはいけません。(国債約 1,000兆円、地方債約 200兆円)
日本政府は、消費税、所得税等の税収だけでは不足する歳入額分を、国債等の公債金(借金)で補ってきました。
国債(借金)の累積額は年々増えていますが、金融緩和で金利を低くしていたので、国債の利払い額も少額?ですんでいました。(金利→ピンクの点線、利払費→黒点線)↓
●今後は利息の上昇に伴い、国債の返済額は増えていきます。
長年低迷している日本経済が上向いて、所得税や法人税等の歳入額が増えればいいのですが、
経済成長が低空飛行のままであれば、利息の金利が上がった国債費(過去の借金の返済と利息)は、少子高齢化で医療費や介護費等にかかる社会保障の費用とともに増大していきます。
いつまでも増え続ける国債等の公債費頼みでは、国際信用力が低下して円安になり、強めのインフレが起きてもおかしくない、何より今の金融緩和政策は継続困難なジリ貧政策なので、
今の日本経済は決していい状態とは言えないが、法人税、消費税等の増税検討、インボイス制度の実施という話になっていると思われます。(防衛費も増やす必要がありますしね)
値上げの上に増税は痛い!
- 法人では増税・金利上昇で投資活動が鈍ったり、
- 個人事業主はインボイス制度で収入が減り、
- 個人の方で住宅ローンを組まれている方は「変動型金利」を選択している方が多いので返済額が増え、自由に使える手取り収入が減った結果、経済市場にお金が回らなくなり、低迷している日本の経済成長率が長期化してしまわないかと心配になります。
- 令和4年度 租税負担率と社会保障負担率を合計した国民負担率(見通し)46.5%
- 国民負担に財政赤字を加えた潜在的な国民負担率(見通し)56.9%
● 国民負担率もいよいよ50%を越えるのか⁈
カメノコが所属している ランニング&投資勉強会 では、残念ながら日本国の経済はゆっくりと沈んでいく という結論になりました。
対抗手段の一つとして流行りの 日本脱出 も検討されましたが、資産の大部分が日本の不動産であったり、配偶者の反対にあったりで、具体的に計画を進めているメンバーは1名のみでした。
カメノコは資金力、語学力に問題あり(汗)
結果、日本残留組メンバーの方針は→将来のインフレ時に慌てないよう、メンバー間で(今まで以上に)情報共有をし防衛策を練り行動していくことになりました。(終)
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■ぼちぼち上を向いて進んでいきましょう!
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