上級国民の金融教育と一般人の金融教育

投資生活

カメノコです。

以前のブログでもお話しさせていただいたのですが、今年2022年4月から高校の家庭科の授業に「金融教育(金融庁高校向け 金融経済教育指導教材の公表について)」が導入されています。

教材資料を見たのですが、「家計管理とライフプランニング 」「使う」 「備える」 「貯める・増やす」「借りる」 「金融トラブル」と6つの章からなり、FPでいえば4級くらいの基本的な内容で(注:FPは3級までで4級はありません)、いよいよ金融教育が始まったんだなと感じました。

金融教育といえば思いだすことがあります。

あれは20年くらい前・・あるイベントの日程について大会社の社長御曹司(大学生)と話し合いをしていた時

御曹司「その日は家に家庭教師が来るので都合が悪いです。」

カメノコ「(大学生なのに・・)資格か、語学の勉強?」

御曹司「いいえ、帝王学の勉強です。」

社長である父親の命で、家庭教師から経営者として必要な知識(帝王学、税金、社会保険等)を学習していて、日常生活の相談もしているとのこと。

その時は、「富裕層は教育熱心なんだね」で話は終わったのですが、後日、日本の学校教育は「労働者を養成する為の教育」という話を聞いて、それであの時の御曹司は、経営者になるための教育を受けていたんだなと感心したものです。

上級国民はお金、地位、権力を持ち、更に教育にも力を入れており、一般人との差は開く一方だなと思っていたのですが、今年の4月から高校で金融教育の授業が始まり、その差は少しだけ縮まったと喜んでいました。

しかし、先日テレビで内閣府の「人生100年時代の結婚と家族に関する研究会」が恋愛支援事業として壁ドン・告白・プロポーズの練習を教育に取り組むことを提言したという内容の放送を見てしまい、

「壁ドンの練習なんて・・とうとう少子化対策も万策つきたか⁈」と思ったのと同時に、こんなことを教える時間があるのであれば・・

起業について教育しろ!

 

起業について金融教育では、多様な働き方の中で、雇用される以外の働き方の一つとして「開業する(会社を起こす)」とあっさり記されているだけなんです。

私が学校での起業教育を希望する理由は、今の金融教育だけでは、将来学生が就業するときに困ることがあるかもしれないと思ったからです。

理由は、将来AIに今ある仕事の半数近くが奪われると予想されている。

 

新たに生まれる仕事もあるが、奪われる仕事の分を補うのは困難でサラリーマンの働き口が減る可能性があるから。

 

また経済が右肩下がり中で、正社員の割合が下がってきている日本ではなおさらです。

起業については、書籍、YouTube、ブログでも学ぶことができますが、

サラリーマン以外に「起業」という選択肢があると、学校で教えることに意味があると思うカメノコでした。


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