カメノコです。
昨年末に畑の雑木伐採を行い、スペースができたので今年の3月に新たに植えるカンキツ果樹を選びました。
果樹苗木を植えると果実を収穫するまでの数年とその後十年以上剪定、施肥、収穫等の作業を費やすことになり、果樹の選択を誤ると多くの労力・費用の損失になる可能性があります。
慎重に果樹選びをしなくてはいけないのですが・・
今までは近所の園芸店やホームセンターに行き、そこにある果樹苗木の中から簡単に選ぶことが多かったので、今回はしっかり調べて決めようと思いました。
まず市場に出ているカンキツ果樹の種類だけでも数十種類もありますので、カンキツ果樹のデーターを書籍、ネットで調べました。
カンキツ果樹を選ぶ際の各データ
◎カメノコが「果樹栽培」に悩んだ時に見るサイトです。「〇〇県果樹農業振興計画」で検索してください
↓ 県別で気候等に適したお勧め果樹の種類が記載されています。
R3年3月 兵庫県果樹農業振興計画 (hyogo.lg.jp)
① 宮川早生(県基幹品種、早生)
② 日南1号(良食味、極早生)
③ ゆら早生(良食味、極早生)
④ 石地(良食味、中生)
① しらぬひ(良食味) 高級カンキツ
② はるみ(良食味)
③ いよかん(良食味)
④ なつみかん(県基幹品目)ナツミカンの酸味が苦手
⑤ ナルト(淡路島原産、希少品種)
⑥ はっさく(県基幹品目)
⑦ ゆず(県基幹品目) 既に畑に地植え済
⑧ レモン(直売等) 他の場所に地植え予定
<チェック項目>
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- 味(酸味、甘み)
- 果実の大きさ
- 皮のむきやすさ
- 栽培地との相性(地質、気候等) 特に「栽培地の過去の最低気温」と「カンキツの耐寒温度」は、確認してください(例 ゆず-7℃、レモン-3℃)
- 苗木の入手困難度(「紅まどんな」や「甘平」は愛媛県以外では栽培不可)
- ※受粉樹の必要性(カンキツ果樹は受粉樹は不要で1本で結実するが、一部例外有り 日向夏、ハッサク、ブンタン等は花粉樹が必要)
※受粉樹・・ 1本で実がつかない品種の受粉用の樹。(カンキツ類では、ナツミカン、甘夏、はるか等)
↓以上を考慮して選択
●兵庫県果樹農業振興計画のカンキツ類の中では、①「しらぬひ」が最有力と思われますが、これも「甘夏」や「ハッサク」の花粉に受粉させると、種が多くなるので今回は候補から外します。
●現在畑には、受粉樹が必要な「晩白柚(ばんぺいゆ)」を植えてあるが、受粉樹は、畑のお隣さんの家の庭で栽培されている「甘夏」と「ハッサク」頼みなので、受粉樹の中で比較的甘い「はるか」を選択。
●受粉樹の「はるか」を植えるので、受粉樹が必要で県基幹品目のハッサクを選択。そして先日スーパーに行ったときに「ハッサク 1個98円」とハッサクよりも少し大玉の「紅ハッサク 1個298円」を見つけて購入、食べ比べしたところ紅ハッサクの方が甘みがありおいしく感じたのと市場価値も高いので「紅ハッサク」を選択
今年の3月に「はるか」「紅ハッサク」の果樹苗木を植えることに決まりました。(^^)
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- (R4.2.20追記)
1年中カンキツ類を収穫できるように、栽培予定の品種を追加。「はるか」「紅ハッサク」に加えて「せとか」「しらぬひ」「清見」 - ※「せとか」「しらぬひ」「清見」は、別の場所で栽培。
- さっそく園芸店に買いに行ったところ、カンキツ類の本格的な入荷は4月からとのことで、とりあえず「はるか」と「せとか」だけを購入。
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果実栽培で最初にどのような品種を選ぶかで将来得られる成果が左右される点は、「不動産投資の物件選び」、「長期の株式投資の銘柄選定」に通じるところがあります。
そして収穫量(成果)が年々増えていくのは、他の投資にない果樹栽培特有の大きな魅力ですね!
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■ぼちぼち上を向いて進んでいきましょう!
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