カメノコです。
カメノコが所属している地元の「ランニング&投資勉強会」で、日本の物価高騰が話題にあがりました。
「いつも行っている焼肉屋が、コロナ前と比べて4割以上値上がりしている。」
他に材木、電気、ガソリン、少し落ち着いてきましたがタマゴの価格も高止まりしています。
総務省が発表している「消費者物価指数(令和5年9月)」の総合指数も2020年を100として106.2まで上昇しています。
話が盛り上がってきた時に、メンバーのひとりが、
「日本の ※ビックマック指数 のランキングは、上がっているんじゃないですか⁈」
昨年の投資勉強会で、2022.7のビックマック指数のランキングを見た時は、※調査国54国中、日本は41位で、 ※「世界のビックマック価格ランキング(2022年)を見て感じたこと」
「世界のビックマック指数(価格)ランキング 2022.7」(抜粋)
- 1位 スイス 925円
- 2位 ノルウェー 864円
- 3位 ウルグアイ 839円
- 4位 スウェーデン 771円
- 5位 カナダ 724円
- 6位 アメリカ 710円
- 10位 ユーロ圏 657円
- 31位 中国 490円
- 32位 韓国 483円
- 41位 日本 390円 (税込み・円ベース)
日本は本当に安い国になってしまった。
と感じたのですが、
昨年に指数を見た後、原材料、運送費が上昇した影響でビックマックの価格は2回も値上がりをしていますので、日本のビッグマック指数の順位を確認してみました。
- 《 ビックマックの価格推移 》
- ~R4.9.29 390円(2022.7 ビックマック指数の算定時の価格)
- R4.9.30~ 410円(+20円)
- R5.1.16~ 450円(+40円)
⇩
「世界のビックマック指数(価格)ランキング 2023.7」(抜粋)
- 1位 スイス 1,098円
- 2位 ノルウェー 983円
- 3位 ウルグアイ 974円
- 4位 アルゼンチン 852円
- 5位 ユーロ経済圏 827円
- 8位 アメリカ 793円
- 31位 韓国 580円
- 40位 中国 497円
- 44位 日本 450円 (税込み・円ベース)
調査国54国中、日本は44位!(前年度から3ダウン)
相対的に見て、日本は購買力の低い貧しい国になっている。
参考: 2000年の日本のビックマック指数(価格)の世界ランキングは5位
今の日本は、世界的に見てインフレ率は低いのですが、※「実質賃金」が、前年同月比で18月連続のマイナスになっており、インフレ率に賃金の上昇率が追いついていない状態です。( 日本の貧困化 ) ※厚生労働省「毎月勤労統計」より
物の値段には、それを売る人の人件費が含まれていますので、日本のランキング低下の一因は、賃金の上昇率の低さであることは間違いなさそうです。
●今後は日本経済の方向性を見ていくために、ビックマック指数をチェックしていきたいと思います。
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■ぼちぼち上を向いて進んでいきましょう!
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