カメノコです。
先日3月18日に国連が「世界幸福度ランキング」を発表しました。
世界幸福度ランキングとは・・
1.一人当たり国内総生産(GDP)
2.社会保障制度などの社会的支援
3.健康寿命
4.人生の自由度
5.他者への寛容さ
6.国への信頼度等、人々への幸福度に関する世論調査を行った結果をもとに算出し発表しているランキングです。
2.社会保障制度などの社会的支援
3.健康寿命
4.人生の自由度
5.他者への寛容さ
6.国への信頼度等、人々への幸福度に関する世論調査を行った結果をもとに算出し発表しているランキングです。
世界幸福度ランキング2022年版では、1位はフィンランド(5年連続1位)、2位はデンマーク(昨年順位2位)、3位はアイスランド(昨年順位4位)と北欧諸国が上位を占めています。
そして日本は、昨年順位56位から2つ上昇し54位になりました。
146国中54位ですが、先進国の中では順位は低くG7の中では最下位です。
【参考】「世界幸福度ランキング2022年 G7各国」
14位「ドイツ」、15位「カナダ」、16位「アメリカ」、17位「イギリス」、20位「フランス」、31位「イタリア」、54位「日本」
日本の「世界幸福度ランキング」の推移
2012年 | 44位 | ||
2013年 | 43位 | ||
2014年 | ー | ||
2015年 | 46位 | ||
2016年 | 53位 | ||
2017年 | 51位 | ||
2018年 | 54位 | ||
2019年 | 58位 | ||
2020年 | 62位 | ||
2021年 | 56位 | ||
2022年 | 54位 |
日本は、当初40位台でしたが、ここ数年は50~60位台で推移しています。
日本のランキングが(先進国の中で)低順位である理由を知るため、ランキングの要因別順位を見てみました。
「世界幸福度ランキング2022年版」日本の要因別順位 |
||||
146国中 | ||||
世界幸福度ランキング | 54位 | |||
1.一人当たり国内総生産(GDP) | 28位 | |||
2.社会保障制度などの社会的支援 | 48位 | |||
3.健康寿命 | 2位 | |||
4.人生の自由度 | 75位 | |||
5.他者への寛容さ | 145位 | |||
6.国への信頼度 | 29位 |
「健康寿命の2位」は日本の誇るべきところだが、「人生の自由度75位」、「他社への寛容さ145位(ブービー)」がランキングを下げている要因になっていることがわかります。
「他者への寛容さ(145位)」で、思い当たる一例が、コロナ禍で「マスクをしましょう!」等の同調圧力が日本は諸外国と比べて強いとこですかね。
ただこれに関しては、マスクを着用することでコロナ感染者数の増大をある程度抑え込んでいる一因となっているので、幸福度ランキング的にはプラス評価になるのではないかなとは思うんですが。
最後に投資家カメノコ的には、一人当たり国内総生産(GDP)28位も気になりました。日本国の名目GDPは世界3位でも、国民一人当たりの国内総生産(GDP)は28位。以前はもう少し上位だったイメージがあったので調べてみました。
- 2011年 22位
- 2001年 11位
- 1991年 9位
正に失われた30年ですね(T_T)
【参考】「世界幸福度ランキング2022年版」ウクライナ・ロシア
世界幸福度ランキング2022年版は、過去3年(2019年~2021年)のデーターを基に算出しているので、現戦時下の影響は加味されていませんが、来年度以降のランキングの推移を見ていくために記載しました。
「世界幸福度ランキング2022年版」ウクライナの要因別順位 |
||||
146国中 | ||||
世界幸福度ランキング | 98位 | |||
1.一人当たり国内総生産(GDP) | 79位 | |||
2.社会保障制度などの社会的支援 | 52位 | |||
3.健康寿命 | 85位 | |||
4.人生の自由度 | 99位 | |||
5.他者への寛容さ | 42位 | |||
6.国への信頼度 | 142位 |
「世界幸福度ランキング2022年版」ロシアの要因別順位 |
||||
146国中 | ||||
世界幸福度ランキング | 80位 | |||
1.一人当たり国内総生産(GDP) | 49位 | |||
2.社会保障制度などの社会的支援 | 44位 | |||
3.健康寿命 | 84位 | |||
4.人生の自由度 | 117位 | |||
5.他者への寛容さ | 90位 | |||
6.国への信頼度 | 98位 |
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■ぼちぼち上を向いて進んでいきましょう!
コメント
不況などの影響で一時的に他罰的になっているのなら救いがあるが、長い歴史の中でそういう人格の遺伝子が生き残ってきた結果なら、たぶんあきらめるしかない。
幸福遺伝子ももっとも少ない民族らしい。
日本人の「幸福遺伝子」がもっとも少ないのならば、幸福感を感じるには、幸せになる努力がより必要ということですね。