最新のエンゲル係数を見て、日本国民の貧困化が進んでいることに気がつきました。

半自給自足生活

カメノコです。

私は、地元の「ランニング&投資勉強会」に所属していて、毎週末に「投資・ポイ活・節約術」等の様々な 勉強会を、その分野を得意としているメンバーが中心になってやっています。

本日の勉強会の題材は、「エンゲル係数」でした。

メンバー
メンバー

「2024年の エンゲル係数 が、43年ぶりの高水準(※28.3%) になりましたね」総務省ホームページにて確認

エンゲル係数は、家計の総消費支出のうち食料費が占める割合で、「食料費÷消費支出×100」の式で算出される。                所得が低いほど、生活に必要な食料費に多くの割合を費やすためエンゲル係数は高くなり、反対に所得が上昇するほどエンゲル係数は低くなる傾向にある。 Wikipedia:エンゲル係数より引用

カメノコ
カメノコ

そんなわけない!

お金持ちも 庶民も食事の量は変わらないので、リッチになるほどエンゲル係数の値は低くなる。

だから エンゲル係数は、「 生活水準を示す指標 」と言われています。

 

日本の物価、税金、社会保険料の上昇を考慮した実質賃金はマイナスで、可処分所得は下がっていますが、食料価格が高騰しても食費を減らすのは困難なので、エンゲル係数は上がっています。

  • 西暦  エンゲル係数 2人以上世帯) その年の出来事
  • 1946年  66.4   (参考)終戦の翌年
  • 1981年  28.8   (参考)
  • 1989年  25.3   (参考)消費税3%導入
  • 1990年  25.4  (参考)  
  • 1997年  23.5   (参考)消費税3% → 5%増税
  • 1998年  23.8 ↑ (参考)
  • 2000年  23.3
  • 2001年  23.2 ↓  
  • 2003年  23.2 →  宮城県北部連続地震
  • 2004年  23.0 ↓ 
  • 2005年  22.9 ↓ (エンゲル係数最低値)
  • 2006年  23.1 ↑  
  • 2007年  23.0 ↓  新潟県中越沖地震
  • 2008年  23.2 ↑  リーマンショック
  • 2009年  23.4 ↑  
  • 2010年  23.3 
  • 2011年  23.6   東日本大震災
  • 2012年  23.5 
  • 2013年  23.6 
  • 2014年  24.0 ↑  消費税5% → 8%増税
  • 2015年  25.0 
  • 2016年  25.8 ↑  熊本地震
  • 2017年  25.7 ↓ 
  • 2018年  25.7 →  西日本豪雨
  • 2019年  25.7 →  消費税8% → 10%増税
  • 2020年  27.5 ↑  新型コロナウイルス世界的流行
  • 2021年  27.2 ↓  新型コロナワクチン接種開始
  • 2022年  26.6 
  • 2023年  27.8 ↑  新型コロナ5類へ・インボイス制度開始
  • 2024年  28.3   能登半島地震
カメノコ
カメノコ

エンゲル係数が、2005年から少しづつ上がってきている

メンバー
メンバー

「収入を増やすために共働き世帯が増えているが、エンゲル係数は下がるどころか、逆に上がっているね。」

メンバー
メンバー

「超高齢社会で増えてくる年金受給者は、食品価格高騰の影響をより受けて、エンゲル係数は上がっていくと思います。」

Xくん
Xくん

「日本は食料自給率が低いうえ、円安の影響で輸入する食品価格が高騰するので、エンゲル係数は上がる!」

日本国民のエンゲル係数は上がり続け、貧困化が進む

という結論になりましたが、

カメノコ
カメノコ

「あくまでも私たちメンバーの独断的な意見です。」


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