地球温暖化が進んでいる今、「栽培する果樹選び」は慎重に!

半自給自足生活

カメノコです。

暦の上では8/8から立秋になっていますが、連日猛暑が続いています。

地球温暖化の問題を気にしていなかった方も、今年の猛暑を体感して、

「この暑さは異常だ!」

と危機感を持たれた方も、いらっしゃるのではないでしょうか?

気温が高くなっているのは日本だけでなく、世界各地の気温も上昇傾向で、その一因は温室効果ガスの増加と言われております。

その温室効果ガスであるCO₂(二酸化炭素)は、年々右肩上がりに増加していますので、残念ながら世界の気温は上がっていきます。(泪)

引用:気象庁ホームページ 「大気中二酸化炭素の世界平均濃度の経年変化」

気温が上がっても、野生の小動物、鳥、魚等は生息に適した環境を求めて移動することができますが、樹木は移動ができませんので、下手をすると枯れてしまいます。

将来、「地球温暖化」により果樹産地が不適作地になってしまうという予想もされています。

【 ウンシュウミカン栽培適地の移動予想 】

引用:(独)農業技術研究機構 果樹研究所 「地球温暖化によるリンゴ及びウンシュウミカン栽培適地の移動予測」

 

【 リンゴ栽培適地の移動予想 】

引用:(独)農業技術研究機構 果樹研究所 「地球温暖化によるリンゴ及びウンシュウミカン栽培適地の移動予測」

ウンシュウミカン及びリンゴ栽培に対する地球温暖化の影響の規模を年平均気温の変動から時系列的に推定した結果、栽培適地は徐々に北上し、21 世紀半ばには、現在の主な産地の多くが気候的に不利になる可能性がある。

「地球温暖化は、努力と工夫と時間を重ねて、ブランド作物を作ってきた農家さんにとっては死活問題ですね」

 

カメノコは果樹栽培が趣味で10種類以上の柑橘類(カンキツルイ)を「栽培適地」である兵庫県で栽培をしています。

ただ柑橘類栽培の「最適地」は兵庫県より緯度が低い暖地の和歌山、四国、九州等です。

柑橘類を多く栽培している理由は・・

野菜栽培ならば「月単位」ですので、その時の気候条件に応じた作物を栽培することができますが、

果樹栽培は一度植えると結実するまで「長い年月」を要しますので、将来「地球温暖化」が進んでも問題がでないように、耐暑性のある柑橘類を選んでいるのです。

●今から果樹栽培を始める方は、温暖化が進んでも問題なく果実の収穫ができるよう、栽培地より少し暖地の特産物の果樹を選択するのもいいかもしれませんね。


【 参考:地球温暖化による世界の農産物生産地の未来予想 】

緯度が高い北欧等は農業生産量の増加が予想されているが、緯度の低いアフリカや南米等は乾燥化が進み農業生産量が大きく減少することが予想されています。


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